「エンジニアが読むべき本」で読まないことに決めた本
今回は、「エンジニアが読むべき本」の中から今は読まない、後回しにしようと決めた本を紹介しようと思います
時間は有限
残念ながら、使用できる時間は限られています。そのため「何をするか決める 」ことと同じくらい「何をしないか決める」ことは重要だと思っています。
エンジニアはとにかく必要とされる知識が多く、その知識を身につけるための多くの良本が出版され、様々なブログなどでオススメが紹介されています。もちろん、これらの本の質を疑っているワケではありませんが、エンジニアの読むべき良本はかなりの確率で分厚いことが多く(コロコロコミックと揶揄される程)一冊にかかる時間が膨大になりえることから、ひとまずは後回しにしよう、この本ではなく、別の本にしようと取捨選択をした本と、その判断理由を書きたいと思います。
達人プログラマー
- 作者: アンドリューハント,デビッドトーマス,Andrew Hunt,David Thomas,村上雅章
- 出版社/メーカー: ピアソンエデュケーション
- 発売日: 2000/11
- メディア: 単行本
- 購入: 42人 クリック: 1,099回
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質の良いプログラムを書くための70個のヒントと、プログラマーとしての姿勢・生き方が書かれている言わずと知れた良本、とのことです。
私は以下のブログを見て、今回は読むことを見送ることにしました。
達人プログラマー:10年前の最先端と今の普通 | ψ(プサイ)の興味関心空間
コードコンプリート
Code Complete 第2版 上 完全なプログラミングを目指して
- 作者: スティーブマコネル
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2014/04/02
- メディア: Kindle版
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「読むべき本」を調べていた時に様々のブログで推されており、読まねばと思った本です。しかし、上下合わせて1200ページあり、読み終えるまでに膨大な時間が掛かるとのことだったので、敬遠していました。また、code completeは一応は初学者にお勧めされることが多く、これだけの時間コストにリターンが見合うのか現時点では判断できなかったため、今回は同種のテーマをコンパクトにまとめたリーダブルコードを読むこととしました。
一方で、code completeのレビューの中に「コードについての色々な本を読み歩いたが、最終的にこの本に落ち着いた」 というレビューがあったので、今後まだ自身が持てないことやコードについての本を必要とすれば、避けずに通ろうかとも思います。
リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック (Theory in practice)
- 作者: Dustin Boswell,Trevor Foucher,須藤功平,角征典
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2012/06/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 68人 クリック: 1,802回
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ということで、今回は私が読むことを見送った良本をご紹介しました。
いやいやアンタ、この本は後回しにしちゃアカンよ!というご意見がございましたら、ぜひぜひご連絡頂きたいです。
里木しげる (@shigeru_satoki) | Twitter
【追記】
二冊とも読みました。前評判通りの良本だったので、時間が確保出来る方は一度読むことをお勧めします。(2017年3月)