【行動変容】Kindleで『坂の上の雲 第一巻』を読んで実行したこと
この記事で紹介する行動変容
理系出身で全く歴史に興味のなかった自分が素直に歴史を面白いと思えるようになった。結果、よく経営者が例え話として引用する明治時代の流れを理解できるようになった。ついでに趣味が一つ増えた。
記事の一番下にお勧めのnextアクションがあります。
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読者の方の行動につながる記事を届けたい【人材育成コンサルティングから学んだ人生を変える行動変容】
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これまで自分は小説というものを敬遠してきました。『本を読むのであれば技術書やビジネス書、または論文を読むべきで、娯楽ならば漫画を読めば良い』という偏見のような考えがあったのですが、結婚も5年目になり、家の購入も終わり若干の”燃え尽き症候群”を感じた今年の年初に『今年は、これまでの自分と違う人間になろう』と思って小説に手を伸ばしました。
この記事の目次
- 『坂の上の雲』を読んだ理由
- 『坂の上の雲』の概要
- この本を読み終えてのアクション
『坂の上の雲』を読んだ理由
冒頭でも描いた通り、自分は本来は本を読むのが趣味ではありませんでした。一方で職業としてエンジニア、人材育成などをやってきたことから、技術書やビジネス書を読むことは多く『どうせ本を読むなら何か為になるものを』という意識が強かったのかもしれません。意図的に探していたわけではないのですが、娯楽と学習(教養)の中間点くらいの本を求めていていたようで、高校生の時に読むことを断念したこの本を思い出した時に、『これだ』と感じて読み始めました。
『坂の上の雲』の概要
三人の人物を主軸に据えて、明治維新の直後から日露戦争までの明治という時代を描く小説です。明治元年に十歳だった少年"秋山好古"とその9つ下の弟"秋山真之"、そして真之の同学の友人"正岡子規"。自分と同じくらい歴史に疎い人間でも正岡子規の名前には聞き覚えがあるのではないでしょうか。(ベースボールを野球と名付けた人ですね。)
第一巻では、後に陸軍将軍として"世界最強の騎兵集団"と呼ばれた部隊を破る人物である秋山好古の少年時代。彼が貧困ながらも何とか無料で学問ができる所に移り住みは学び、という話から始まります。
「全サラリーマンの必読書」 なんていう煽り文句で紹介されている小説です。(それを見た時に『全サラリーマンがすでに必読しているものなら今更読んでもしかたないな』なんて斜に構えたように感じておりましたが…)
感想は、『明治時代って面白い!』に尽きます。
大学も理系だったことから歴史の知識も疎く、一般常識のような単語もwikipediaで概要を調べながら読んだので、第一巻は読み進めるのにやたらと時間がかかりました。戊辰戦争、佐幕藩・倒幕藩、という単語でさえ検索しました。
単語を指で選択しただけでwikipediaの概要が表示されるkindleはこういう時に便利ですね
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この本を読み終えてのアクション
この本を読むと『無性に勉強がしたくなる』んですよね。明治という時代の日本人たちが世界に対して大きな劣等感を抱えて、「なんとか欧州のような近代国家に近づきたい!」というハングリー精神(最近この言葉聞かなくなりましたね)や、その時代に生きる主人公たちの「ある分野で日本一を目指したい」という気概が読者を熱くさせます。
自分も冒頭で書いた通り停滞感を感じていた所だったので、これを払拭すべく以下のアクションにでました。
- GWに海外のホテルと航空券を予約してみた
- そのためにオンライン英会話を始めてた
- 歴史に興味が出てきたので大河ドラマ「西郷どん」を録画予約してみた
これらが好転したらまた記事にしようと思います。
お勧めの next アクション
テレビのレコーダーで大河ドラマを予約してみる。
大河ドラマは連続モノでありながら、大抵どこから見始めても話しについて行けるようになっているので安心です。ただ今年の大河ドラマ「西郷どん」は方言が聞き取りづらいためテレビの字幕をONにしてみるのがお勧めです。