アイディアが出ないときの一番効果のあった解決法
こんな経験はないでしょうか。
アイディアが出ない、モヤモヤとイメージは浮かんでいる気がするのだけれど、成果物に落とす作業の手が全然進まない。いけると思った企画なのに、企画書にするとなんか違う、でも何が欠けているのかわからなくなった。
今回はアイディアが出なくなってしまった、煮詰まってしまったときの解決方法として、私が取り組んだ行動の中で一番効果のあった方法を紹介していきます。
「一番」の方法なのですが、二人以上がいる時と、一人しかいない時とで方法が異なるので2つの方法を紹介します。
二人以上のときの解決策
ホワイトボードがあり、雑談ができる場所へ行く
あなたがアイディアが出ず、煮詰まってしまった時、チームメンバーや同僚など、そのテーマについて話し合いの出来る人が一人でもいるのであれば、その人と「ホワイトボードがあり、雑談ができる場所」へ行きましょう。
社内に雑談のできる会議室があれば、そこでも良いですし、無ければコワーキングスペースなんかを2時間ほど借りてみましょう。コワーキングスペースを使ったことのない人は、身構えてしまうかもしれませんが、ちょっとしたカフェの感覚で入れるので安心してください。雑談感覚で、どんどん意見を交換し、それをホワイトボードに書いていくと少しずつアイディアが出てきたり、相手との意見交換の中でアイディアが湧きたてられたりします。
そして、これがまた重要なのですが、出てきたアイディアをホワイトボードに書きます。空中に浮いてしまっている発言だけでは、「なんとなく良い感じ」がしても、また成果物にしようとした時に、「やっぱりイケてない」と思うものだったり、本来もっと改善の余地があったりします。ホワイトボードに書いて目に見える形にすることで、その場でブラッシュアップをして、成果物に繋がるアイディアにすることができるのです。
一人の時
二人以上いる場合はわかりました。では一人きりの時はどうしたら良いでしょうか。私は一人きりで煮詰まってしまったときは次のようにしています。
一人プレゼンを録音をする
まずは一人きりになって声が出せる空間に行きましょう。可能なら会議室を一人で取ってもいいでしょうし、一人暮らしなら自宅でも良いでしょう。どうしてもなければカラオケボックスに入るのもよいでしょう。
ここで、今悩んでいるテーマについて一人でプレゼンをしましょう。もしあなたが「なんとなくのアイディアはあるのだが、イマイチ形にできていない」と思っているのであれば、スマートフォンの録音ボタンを押して、そのアイディアについてプレゼンテーションをしてみましょう。
このとき、自分が新商品の宣伝をするCEOになったような気持ちで、少し高い視点から演説をしてみるのがコツです。そのアイディアはどんなアイディアか、どんな所が凄いアイディアで、他と何が違うのか、どんなことが実現できるようになるのか、そんなことを語りましょう。
無理やり高い視点に立って語っているうちに、アイディアが沸き立ってくることもあります。次に録音した自分のプレゼンを視聴者の気持ちで聞いていると、疑問が浮かぶことがあります。「この部分って実際どうなっているんだろう」「ここ怪しくないか」その疑問への回答を考えることが、また改善のアイディアになるのです。一人プレゼン大会をすることで、2つの立場からのアイディア創出を促すことができます。
まとめ
アイディアが出ずに煮詰まってしまったときは
- 二人以上なら、雑談のできるホワイトボードのある場所へ
- 一人なら、一人プレゼンテーションを録音する
いかがだったでしょうか。
みなさんも、煮詰まってしまった時は
ぜひ実践してみてください。