【行動変容】Kindleで『言葉になるは武器になる』を読んで実行したこと
この記事で紹介する行動変容
自分の意図通りに他者を動かせるようになった。
正確には、他者が自分のために動いてくれるようになった。
(あたかも自己中心に命令しているような語弊があるので詳しくは記事内を参照)
記事の一番下にお勧めのnextアクションがあります。
本ブログを初めて読まれる方は下の記事を読んで頂けたら大変嬉しいです。
読者の方の行動につながる記事を届けたい【人材育成コンサルティングから学んだ人生を変える行動変容】
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去年まで、業務で直接必要な技術書の類しか読んでこなかった自分が、『今年は今までとは違う自分になろう』という今年のテーマを決めて2018年は本を結構読んでいます。"月に何冊"のような目標は決めていません。"わりとたくさん読んでみる"というくらいの目標にしています。
そのきっかけになった本の紹介はこちら
amazon prime reading で『仕事は楽しいかね』で読んで実行したこと - to be smart
この記事の目次
- 『言葉になるは武器になる』を読んだ理由
- 『言葉になるは武器になる』の概要
- この本を読み終えてのアクション
『言葉になるは武器になる』を読んだ理由
以前から少し気になっていた書籍なのですが、自分にとって多くある"良さげな本"の一つでした。実際に読むに至った理由は自分のITコンサル時代の同期がFBのpostで『自分がこの苛烈な部隊で生き残れている、そしてある特定の分野で活躍できているのは日本語力なのでは』と投稿しているのを見たことです。(彼には感謝ですね。)今回だけでなく、自分が読む本を決めるのは、様々な分野で能力は違えど尊敬している人の推薦が多いです。
『言葉になるは武器になる』の概要
要点
言葉とは、"意見を他者に伝えるコミュニケーションの手段"と捉えがちだが、
外に意見を発信する前に、まずは意見を育てなければならない。
また思考とは内なる言葉である。
内なる言葉について
なんとなくモヤモヤと考えているのではなく、思考は言葉なのだと認識を改めることで、考えたつもりから脱却できる。つまり頭の中で文脈が補完されてあたかもちゃんと考えられていると錯覚する状態を、言葉にしようとして詰まっていないことに気が付ける。
伝えるべき意見を育てるに、自分の考えを広げたり奥行きを持たせるための"内なる言葉"の存在を意識する必要がある。思考の深化なくして、言葉だけを成長させることはできないからだ。
納得と、共感こそがコミュニケーションの醍醐味。
伝わり方にはレベルがある。
①不理解 → ②理解 → ③納得 → ④共感・共鳴
①不理解:意図を理解していない
②理解:意図を理解した
③納得:内容が腹落ちしている
④共感:心が動かされ自らの解釈が加わっている状態
納得と、共感こそがコミュニケーションの醍醐味であり、本領。
たとえば、人を動かしたい時に"人を動かすことはできない。"
人が動きたくなるようにしたり、自ら進んで動いてしまう空気を作ることしかできない。
船を造りたいのなら 、男どもを森に集めたり 、仕事を割り振って命令したりする必要はない 。代わりに 、広大で無限な海の存在を説けばいい 。
総括
内なる言葉で意見を育て、外へ向かう言葉で伝え、志を共有する結果を得る。
これが、この本「言葉になるは武器になる」の主題の一つだ。
また、同書籍には自分の考えをより正確、的確に内なる言葉で表現できるようにする(書籍の中では、"内なる言葉の解像度を上げる"と表現している)ための訓練方法・思考サイクルや、外へ向かう言葉で、より自分の気持ちを的確に表現する方法についても紹介している。
この本を読み終えてのアクション
書籍の紹介の記事をこの形式にしてから何記事目かだが、改めて説明したい。以前何かの本で「本を読んだら、何か一つでも実行して行動に変えろ。そして実行したらその本は捨ててしまえ」と書いてあった。なんという本だったかは忘れてしまった。
捨てるかは置いておいて、"何か一つでも実行して行動に変えろ"はその通りだと思ったので、本を読み終えたら小さいことであってもアクションをすることにした。
『言葉になるは武器になる』を読んで実行したことは、
業務で、今担当しているプロジェクトの企画書とプロダクトを改めて隅々まで見てみる。そして感じていることや、こうしていきたいというビジョンを内なる言葉にして、解像度を上げてからチームに発信してみた。
気恥ずかしかったが、どうやらチームにも良い影響があったようだ。
お勧めのnextアクション
素直に良い本だと思ったので、まずはamazonレビューを読んで見て欲しい。
少しハードルが高いかもしれないが、自分が考えていることを言葉だと認識して、磨いてから人に伝えてみる、というアクションをやってみて欲しい。