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【行動変容】この半年読んだ本の中で"一番自分を変えた本"は『王様の速読術』

この記事で紹介する行動変容

これまで読書が苦手だった自分の中で読書のハードルが大きく下がって

本当に読書ができるようになった。

(2016 - 2018年現在でもっとも感謝している本)

記事の一番下にお勧めのnextアクションがあります。

本ブログを初めて読まれる方は下の記事を読んで頂けたら大変嬉しいです。

読者の方の行動につながる記事を届けたい【人材育成コンサルティングから学んだ人生を変える行動変容】

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昨年2017年にiPad mini4を購入してから、何冊も本を読んだ。そのうちの半分くらいは記事にも書いたが、この半年で自分にとって最も影響力の大きかった書籍、つまり"自分を変えた本"は、読書の方法についての書籍『王様の速読術』 でした。

 

"速読術"と言っても、「眼球の動かし方が〜」だったり、「ペラペラとページをめくっただけで本を読めてしまう」という内容ではなく、"時間を掛けすぎずに、本から必要な知識を引き出す"という、とても真っ当であり読書の本質について書かれている本でした。

 

この本を読んでから、自分の中で読書へのハードルが大きく下がり、これまで本をあまり読んでこなかった自分が週に1~2冊、本を読むことができるようになりました。 

王様の速読術

王様の速読術

 

紹介されている読書の方法

前提

読書とは能動的な行為である。本に対して受け身になる「本の家来になる」のではなく、先人の知恵の結晶であり、情報としてキレイにパッケージングされ、何より格安の手段である読書を能動的に活用し「本に家来になってもらおう」という内容です。

速読の意味

現代は必要とされる情報の量・幅が加速度的に増えており、一冊の本を何日も掛けて読むよりも、様々さ本から短い期間で必要な情報を取得することが求められています。

読書に対して「バリュー・エンジニアリング」という考えを当てはめると

value(価値) = function(機能) / cost(コスト)
だとすると、
100の機能の本を100の時間を掛けて読めば
value(価値) = 100/100=1
効率は1
 
100の機能のうち80%の理解でいいから
20%の時間で読めれば
value(価値) = 80 / 20 = 4

つまり速読をすることで4倍の時間価値を 実現できる、ということです。

速読術

王様の速読術では、読書を以下の5段階に分けて、インプット30分、アウトプット30分の合計1時間で一冊の本から情報を取得し、身につけます。

  1. プレビュー(5分)
  2. 写真読み(5〜10分)
  3. スキミング(20分)
  4. アウトプット(30分)
  5. PDCA
 
1. プレビュー
目次で構成を、本の帯や、キャッチフレーズ、使われている図やグラフ、
前書き後書き、などで本の構成・目的を把握する。 
2. 写真読み
見開きを2秒で全ページに目を通す。
最初は、意味があるのか?と思うだろうがやってみる。
構成や表現、キーワードなどを把握できるだろうが、意外と2秒でも視覚から読みれる情報は多い。慣れて来ると、この2秒でより多くの情報を読み取ることができる。 
3. スキミング
重要な部分をしっかり読む。
1と2によって、本の重要な20%を把握して、そこを読み取る。
別に、章ごと読み飛ばす訳ではなくパラグラフリーディング(段落の最初の文を読む)なども活用する
4. アウトプット
本から何を学んだのか、必ずメモでも良いのでアウトプットしよう。
本当によい本で学びを得られたのなら30分で読んだ本を30分掛けてアウトプットするくらいでよい 
5. PDCA
その読書そのものがどうだったかを振り返り、次回の速読の質を高めよう。
 

忘れても大丈夫。必要な本はまた読めば良い

これは、この本で出会い自分の読書へのハードルを下げてくれた言葉の一つです。
 
忘れたらまた読めば良い。どうせ人間は1週間で8割近くのことを忘れてしまう。
そしたらまた30分で読めば良い。忘却曲線的には復習になって、忘れにくくなるし、
価値のない本(自分のタイミングに会ってない本)は30分でおさらばできるし、それで良い。
  

技術書(専門書)の読み方

基本の本は通してじっくり読んでみる。(本当に基本レベルの本をまだ読んでいない場合。)それ以降は、その知識によって、必要な知識を速読で拾えるようになる。
  

読むべき本を見つける技術

本を読むことと同じか、それ以上に「読むべき本を見つけること」は重要。

本屋さんに来たら、本屋さんを一つの本だと思って『プレビュー、写真読み、スキミング』を行う。
 
プレビュー
専門書やビジネス書のコーナーなど、本屋さんの構成を把握
写真読み
置いてある本を、ざっと全体的に眺める
 
スキミング
価値のある、興味のある、目的に合いそうな本を立ち読みしてみる
 
 

アウトプットの習慣について

30分で読んだ本を30分でアウトプットする。
読書30分
- 考える:30分 学んだことを頭の中で整理する(満員電車の中でもできる)
- 書く:30分 考えたことをアウトプットする
- 発信:人に伝える、ブログに書く

 

この本が少しでも必要な人に届いて、日本で優秀な人材が育っていく手伝いができればと思っています。

 

お勧めのnext action

『王様の読書術』をまずはレビューを見て、自分に合うかチェックしてみてください。 

(正直、この本に関しては万人に対して一読の価値ありと思っていますが…)

王様の速読術

王様の速読術